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2003年5月4日 11時12分
■コナラの若葉をヒメクロオトシブミ(雌)が,切っているところを見つけました。 葉の根元に近い部分を噛んで切っています。
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11時19分
■主脈をわずかに残し噛み切ると,葉の裏側に回り,葉の周囲に沿って,噛み傷をつけながら歩いています。
11時22分
■垂れ下がった葉の様子 裏側では,ヒメクロオトシブミが葉を柔らかくするため,何度も行ったりきたりして葉を噛んでいます。
11時35分
■主脈を細かく輪切りにするように噛みながら,上へ上ってゆきます。
11時39分
■主脈にまたがり,6本の足で葉を折り合わせながら,下へ降りてゆきます。 近くに雄がやってきました。
■主脈をまたぎ,折り合わせながら,上へ下へ何度も往復します。
11時40分
■近づいてきた雄が交尾を始めました。こういうことはよくあるそうです。ゆりかご作りに入る前に既に交尾を済ませていると思うのですが。
11時43分
■雌は迷惑そうに逃げているように見えるのですが。
12時15分
■雄を背負ったまま,葉を折り合わせる作業を黙々と続けています。
■いよいよ先端から巻き始めました。
12時17分
12時18分
12時25分
■雌がジットしていたので,産卵しているのかと思っていましたが,産卵は中心部に穴を開けてするそうなので,このとき産卵したのではないようです。
12時27分
■ようやく雄が離れました。
12時28分
12時36分
■どこかの時点で巻いた部分に穴を開けて卵を産み付けているはずですが,このとき既に観察を始めて1時間30分経っており,疲れて見逃しています。
12時37分
12時39分
■雄は近くにいるのですが,手伝うことはしません。雌だけで作り上げてゆきます。
12時48分
■最後に残っている部分を引き寄せながら巻いてゆくと,自然に葉の表側が覆いかぶさる形になり解けなくなります。
12時49分
■出来上がりました。 完成までに2時間ほどかかっています。
12時51分
■ゆりかごを繋ぎとめている主脈を噛み切ります。
■また雄が上に乗りました。
12時54分
■切り落とされたゆりかご。
17時37分
■解いてみると,なかに黄色い卵が1個入っていました。
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連続写真による観察記録